|
平成19年3月22日
低粘度油に対応するローラロッカアーム用軸受「ロッカローラ」を開発 ~相手部材への攻撃性低減と低トルク化を実現~
|
|
|
株式会社ジェイテクトは、相手部材への攻撃性とトルクを低減した自動車のローラロッカアーム用軸受「ロッカローラ」※1を開発しました。
近年、自動車エンジンは、燃費改善のためにオイルを低粘度化する傾向にあり、低粘度オイルの環境下で使用されるローラロッカアーム用軸受は、カムと外輪が滑りを伴う転がり接触となることから、外輪表面の硬度が求められます。そのため、従来までは、ショットブラストと呼ばれる表層面の疲労強度を向上させる工程とバレルと呼ばれる表面の粗さを低減する工程が必要でした。しかしながら、途中工程でショットブラストを行うことから、表面の粗さの問題が残り、トルクの増大や低硬度のカムを使用した際に、カムを損傷させる可能性がありました。
当社は、バレル条件を最適化し、表面の粗さを抑えたまま、最表面のみ硬度を向上させるテトラテクト※1という特殊バレルを開発しました。この特殊バレル処理の適用により、低トルクでカムを損傷させることのないローラロッカアーム用軸受「ロッカローラ」を開発しました。
テトラテクト(特殊バレル)の技術は、自動車のエンジンだけに限らず、滑りを伴う使用箇所への展開を検討しています。また、自動車エンジン用として、2008年度に月間100万個の販売を目指しています。
※1 ロッカローラ、テトラテクトは当社の登録商標です。
|
|
|
|
【ロッカローラの外観】
|
【ローラロッカアームの構造】
|
|
|
|
|
|