JTEKT
NEWS RELEASE
平成19年6月27日

TOPセンタ Fシリーズの開発
インライン形マシニングセンタ TH555F3/F4

  • #30で#40並の加工ができる高剛性マシン
  • お客様の様々な工作物のサイズ・工程の要求に、モジュールの組み合わせでベストフィットなマシンを提供。
《開発コンセプト》

 TOPセンターシリーズは、自動車向け量産形インラインマシンとして開発され、これまで主にカーメーカを中心に、年間200台の生産実績を誇る当社のヒット商品のひとつです。このTOPセンターシリーズを本格的なBRICs市場への展開をはかるお客様のニーズと当社の飛躍的な売上増を狙う戦略の2つの観点から見直し、新シリーズTOP-Fシリーズを開発しました。

①グローバル展開を進めるお客様ニーズへの対応
― 究極の「シンプル・低コスト・コンパクト化」の追求 ―
 グローバル展開に安心した品質と保守体制を望むお客様に対し、「より小さな力でより大きな能力を発揮する機械づくり」をKEYコンセプトに、ライントータルでのコストダウン(初期の設備投資面・稼働後の投資面の両側面)を大きな柱として、コスト・品質・保守を画期的に改善しました。主軸#50の機械で行っていた加工を#40で、#40で行っていた加工を#30で、いかにして行うか等を着眼点として開発を進め、更なる「シンプル・低コスト・コンパクト化」を実現。
②一般市場でのシェア拡大
― 主要要素の標準モジュール化で工作物特性に最適な設備を提案 ―
 もうひとつの大きな当社のねらいは、切削機分野での本格的な市場拡大です。「様々なお客様ニーズにベストフィットできるカスタマイズされた機械づくり」をKEYコンセプトに開発を進め、徹底した標準化とモジュール化による主要要素の組み合わせでワーク特性に最適な機械のご提供を可能としました。これにより、従来当社が参入出来なかったいわゆる自動車部品メーカの2次、3次のお客様はもとより、さらにその先に広がる様々なお客様への拡販を図ります。
 以上の2点を大きな柱に、量産すなわち専用機から解放された、「カスタマイズされた汎用機」という新しいカテゴリーの機種を開発しました。

《開発機の特長》

 機械の能力は様々な要素の組み合わせのトータル結果として、望む能力を発揮出来ます。従来の量産タイプの開発では、例えば主軸が#30なら軽い切削の工程で、#50だから難加工という具合に、初期の開発段階で既に、その開発領域を限定する形で行ってきました。今回最大の開発着眼点は、このような、既定概念の枠をなくし、より小さいもので大きな能力を発揮するには、という最も厳しい選択を自らに課しながら進めてきました。さらに、基本要素のどの組み合わせで何が削れるかを徹底的に標準化し、その組み合わせのモジュールがベスト能力かを見極めながら開発してきました。

 主な特長は以下のとおりです。

(1) 標準化・モジュール化で工作物に最適な設備を提供
(2) ラインコストの低減
(3) 高精度
(4) 優れた切屑処理 —センタートラフ—
(5) 高い信頼性
(6) ランニングコストの低減
(7) コンパクト
【機械構成】
機械構成
【主な仕様】
主な仕様
【TH555F3/F4外観】
TH555F4の概観
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