平成19年10月22日
タイヤ力検知ハブユニットを開発
~自動車のアクティブセーフティに貢献、高度な協調制御へ~
株式会社ジェイテクトは、ハブユニットに配置した独自開発のセンサで、タイヤ力を直接検知し、安全性と快適性に貢献する「タイヤ力検知ハブユニット」を開発しました。
車両の挙動は、ドライバーの「走る・曲がる・止まる」の操作がタイヤを通じて路面に伝わることによって定まります。しかしながら、現状では車体(ボデー)の動き(加速度)を計測し、「走る・曲がる・止まる」を電子制御せざるを得ない場合があります。
当社は今回、タイヤ支持の中心であるハブユニットに働く3軸方向の力と2軸回りのモーメント力を直接計測する技術を開発しました。この5力の情報を用いて、直接当社商品の電子制御電動パワーステアリングや電子制御4WDカップリングを協調制御するシステムを構築し、極めて高精度でレスポンスのよい「走る・曲がる」性能を発揮することによって、車両の安全性に大きく貢献することが可能となりました。また、ABSやESC(エレクトロニック・スタビリティ・コントロール、車両姿勢安定装置)などと協調して「止まる」性能の向上も目指してまいります。
タイヤ力検知センサは、現在量産しているハブユニットの仕様を変更することなく、駆動輪・従動輪に取り付けることができます。
なお、「タイヤ力検知ハブユニット」は10月26日(金)から11月11日(日)に幕張メッセで開催される「第40回東京モーターショー」に出品します。
【タイヤ力検知ハブユニット外観】