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NEWS RELEASE
平成20年03月14日

低トルク スラスト針状ころ軸受を開発
自動車のトランスミッション用軸受、回転トルクを50%低減

 株式会社ジェイテクトは、回転時のトルクを大幅に低減した自動車のトランスミッション用スラスト針状ころ軸受(スラストニードル軸受)を開発しました。この低トルクタイプのスラスト針状ころ軸受は、従来品に比べ回転トルクを約50%低減し、自動車の燃費向上に貢献します。

 自動車には100~150個の軸受が使用されており、近年のCO2排出削減のため自動車の燃費規制が強化される中、あらゆる軸受の低トルク化、小型・軽量化が求められています。当社では駆動系ユニットの高効率化の要求に応えるため、自動変速機1台に平均10個程度使用されるスラスト針状ころ軸受の低トルク化開発を進めておりました。

 本製品の改良のポイントは、ころ端面と保持器ポケット端面とのしゅう動抵抗に着目したことです。ころ端面の周速が小さいころの回転中心付近で保持器ポケット端面と点接触させる構造に変更するため、保持器のポケット端面に凸部を設けるよう保持器の断面形状を変更しました。これにより、従来品と同等の寿命・高速性・耐摩耗性を確保しながら、回転トルクを50%低減することに成功しました。

 今後、低トルクスラスト針状ころ軸受で、2012年に12億円の売上を目指します。

低トルクスラスト針状ころ軸受の外観

 
 
低トルクスラスト針状ころ軸受の外観

開発のポイント

 
 
ころ端面の接触部に着目
⇒
保持器の断面形状、プレス成型を改良し、
ころ端面のしゅう動抵抗低減
 
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