資源の有効利用
基本的な考え方
● モノづくり企業の責任として
ジェイテクトでは、資源の有効利用を「地球環境にやさしいモノづくり企業」の責任の一つと考えています。各製品の生産工程の改善と工夫によって、使用材料の削減・再利用、廃棄物の削減・省資源化などを進め、大切な資源を無駄なく利用する取り組みに力を注いでいます。
生産時の省資源
● 主資材使用量削減への取り組み
設計や工法の変更、取代削減により、材料使用量の削減に努めるほか、製品を型抜きした際に残った抜き材から別の製品をつくるなど、廃材の再利用にも取り組んでいます。
しかしながら、材料値上げの影響によって前年に比べ原単位は悪化しており、今後ともさらなる改善に取り組んでいきます。
主な実施内容
アルミ切粉の圧縮固形化によるリサイクル利用
アルミ鋳造品は、鋳造後、機械加工を行って完成品にしていますが、これまで機械加工時に発生していた切粉は売却していました。今回、この切粉を圧縮固形化することで、鋳造炉で再溶融してリサイクル利用することに成功しました。
● 副資材使用量削減への取り組み
砥石や刃具、金型などの副資材の材質や形状、硬度などのスペックを変更し、より耐久性を高めることで使用量の削減を実現しています。また、廃油、砥石、刃具、治具を再生するなど、リサイクルにも取り組んでいます。
しかしながら、油などの値上げの影響によって前年に比べ原単位は悪化しており、今後ともさらなる改善に取り組んでいきます。
廃棄物削減
● 排出量全体の削減を目指して
ジェイテクトでは資源を有効活用し、埋立処分場の枯渇に対応するため、無償・逆有償リサイクル物を含んだ廃棄物の削減目標を定め、活動を展開しています。その中で、埋立廃棄物は2009年度より全量リサイクル化し、排出ゼロを達成しました。また、焼却廃棄物についてもリサイクル化の推進、処理方法の改善などにより大きく減らすことができました。今後はさらに、売却リサイクル物も含めた排出量全体の削減にも取り組んでいきます。
主な実施内容
より有効な再資源化を推進
製造工程から出る排出物をより有効に再資源化するために、2010年度から、研磨工程で排出される金属スラッジの処理方法を石灰・コークスと混合・固形化する委託処理方法に変更しました。これにより、還元作用を持った製鋼原料として300tを売却し、より有効な活用を図りました。今後も廃棄物をより有効に活用できる処理方法への切り替えを進めていきます。
梱包資材削減
● 包装梱包資材削減
ジェイテクトでは、資源の有効利用を図るため、包装梱包資材の使用量について、木製および紙製梱包資材ごとに目標を設定し、包装の簡素化・リターナブル化を推進しています。木製梱包資材では、通い木箱の使用を拡大。紙製梱包資材では、輸出荷姿の改善により、段ボールを樹脂製ポリケースへ変更することでリターナブル化を図っています。
水使用量の低減
● 水の有効利用を推進
世界的に水資源の確保が重要な課題となっている中、ジェイテクトでも水使用量の削減に取り組んでいます。これまでも排水の再利用など水の有効利用を推進し、2010年度の水使用量は7,663千m3となりました。今後も水使用量の削減に努めていきます。
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