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環境報告

環境負荷物質の管理・低減

基本的な考え方

● 環境負荷物質削減のために

「地球にやさしいモノづくり企業」を目指すジェイテクトにとって、生産活動における環境負荷物質の削減は、大きな課題の一つです。法改正にいち早く対応し、順守することはもちろんのこと、環境への影響をできる限り減らすために、環境負荷物質の排出削減に取り組んでいます。

化学物質の管理・削減

● PRTR法対象物質の削減

ジェイテクトでは、生産活動により環境中に排出される化学物質による健康および環境への影響を低減させるため、PRTR法(※1)対象物質の排出・移動量削減に取り組んでいます。
PRTR法が改正され、2011年度より対象物質が変更されることに対応して、集計システムの改変を行っています。

※1 PRTR法
環境汚染物質排出・移動登録の略で、化学物質の環境への排出移動量を行政に報告し、行政が公表する制度(Pollutant Release and Transfer Register)

● REACH規則への対応

2007年6月に発効した欧州化学物質規制「REACH規則(※2)」では、製品・部品中の高懸念物質(SVHC)(※3)として、2010年12月時点で46物質が指定されています。2011年2月には、高懸念物質の中から、製品・部品に使用する場合に認可が必要な6物質の認可対象物質が初めて指定されました。ジェイテクトでは、当社製品に関連する3物質の認可対象物質について、2014年1月までにフリー化(※4)を推進していきます。

※2 REACH規則
The Registration(登録)、Evaluation(評価)、Authorization(認可)and Restriction(制限)of Chemicalsの略。化学物質の登録、評価、認可、および制限に関する規則。

※3 高懸念物質(SVHC)
Substance of Very High Concernの略。健康や環境に影響を与える可能性のある物質で、約1,500物質がSVHCの候補とされている。

※4 フリー化
均一材質中の認可対象物質の含有率を0.1wt%未満とする。

● 土壌・地下水に関する取り組み(継続報告)

過去に洗浄剤などで使用していたトリクロロエチレンによる地下水汚染について、1998年から刈谷工場と岡崎工場で、揚水曝気方式(※5)による工場敷地外への流出防止・浄化対策を継続しています。さらに岡崎工場では浄化促進対策として、2004年度から栄養剤注入による微生物浄化法(※6)を併用した結果、2009年度から基準値を下回っています。
地下水の測定結果については行政に報告するとともに、地域住民の方へは「地域懇談会」を通じてご説明しています。

※5 揚水曝気方式
地下水を汲み上げ噴霧し、下からエアーを吹付けて有機溶剤を気化・分離し、活性炭に吸着させ除去する方式。

※6 微生物浄化法
微生物機能を活用して汚染した環境を修復する方法で、栄養剤等の注入により現場に生息する微生物の浄化機能を高める方法。

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トリクロロエチレン測定値

● PCB機器の適正保管と管理

絶縁油に広く使用されていたPCB(ポリ塩化ビフェニル)機器については、PCB廃棄物特別措置法により保管・届出が義務づけられています。ジェイテクトでは、法に基づき適正に保管し、行政へ届け出るとともに、保管中の高濃度PCB機器である高圧コンデンサについて、2010年度までに日本環境安全事業(株)のPCB処理施設で55台を無害化処理しました。現在保管中の191台についても2014年までに処理を完了していきます。

PCB機器処理状況(徳島工場)
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