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2016年

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News Release

平成28年09月08日

超薄肉深溝玉軸受(高負荷容量タイプ)を開発・量産開始

株式会社ジェイテクト(以下ジェイテクト)は、軸受事業のブランド「Koyo」に新たにタグライン「Key of your operation」を設定し、お客様とともに課題を解決し、嬉しさを提供するパートナーとしてあらゆる産業に貢献しています。
 今回、コンパクト化と高容量化(長寿命化)という背反関係にある性質の双方を向上させた超薄肉深溝玉軸受を開発し、量産を開始いたしました。
(従来に比べ、「さらなる薄肉化によるコンパクト化」と「転動体個数の増加による負荷容量向上(長寿命化)」を実現)
 当社は、メーカー様そして一般のお客様に嬉しさを届ける存在として、そのようなニーズを汲み取り、貢献するために、さらに技術研鑽を進め、お客様とともにより良い商品開発を推進してまいります。

1.特長

 

①軌道輪の薄肉化によるコンパクト化
  さらなる薄肉化に対応する加工精度を確保し、
  軸受軌道輪肉厚を従来品(68シリーズ)比で約50%薄肉化を実現。
  外径を90%に低減。

  ※軌道面…外輪の内側、内輪の外側で転動体である玉が接する部分

②転動体個数の増加による負荷容量の向上(長寿命化)
  新製造法により、保有転動体数の増加を達成
  [従来品(68シリーズ)比で玉充填率約50%増]
  また、これにより、動定格荷重を10%、静定格荷重を30%向上させ、
  長寿命化(約1.3倍 ※動定格荷重増より当社にて算出)を実現。

2.詳細説明

 

近年、ロボット市場はアジアを中心に急速に拡大しており、特に製造業用(自動車、スマートフォン・タブレット関連)、非製造業用(介護、家庭)において今後の旺盛な需要を見込まれております。我々の身近で使用されるロボットには、製造業における小スペース化、介護・家庭においては、利便性が求められることから、コンパクト・軽量・長寿命・省エネであることが常に要求されます。
 要素部品である軸受についても同様の性能が求められますが、コンパクト化と高容量化(長寿命化)は背反する関係にあり、これを両立させるのは常に困難な課題であるのと同時に、お客様のニーズでもあります。
(より高い負荷に耐えられるようにするには通常、大型化などが必要になります。)
 今回、ジェイテクトは、このニーズに応えるため、この課題克服に挑戦し、さらなるコンパクト化と高容量化の両立を実現いたしました。
 まず、さらなる薄肉化には製造工程における加工精度の向上が求められるところ、造りの改善・工夫によって軸受軌道肉厚を従来品(68シリーズ)に対して約半分として軸受外径を90%に低減する薄肉化に成功いたしました。
 更に、新製造法により、保有転動体数を増加させ、従来品(68シリーズ)比で玉充填率を約50%増とし、動定格荷重を10%、静定格荷重を30%向上させることで、1.3倍の高容量化(長寿命化)を実現いたしました。
 今後、当社グループ会社であるダイベア株式会社にて量産し、各種産業機器メーカー様へご提案してまいります。


高負荷容量

3.販売計画

 

【売上目標】  5億円/年(2021年時点)
 【販売先】   国内外産業機械メーカー

4.製造工場

 

ダイベア株式会社(当社グループ会社)