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2016年

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平成28年10月31日

エッジ型解析モジュール「TOYOPUC-AAA」を開発、販売開始

株式会社ジェイテクトは、生産設備に接続しデータ収集・蓄積・解析を行うことができる、オープンプラットフォームモジュール「TOYOPUC-AAA」を開発しました。
 11月1日より販売開始し、11月17日から開催される日本国際工作機械見本市(JIMTOF)にて展示を行います。

1.開発の概要

 

当社は人と設備が協調し、人の知恵が働く、人が主役の工場をスマートファクトリーと位置付けています。人が主役の工場だから、モノだけではなく、人もつなげるという意味でIoT(Internet of Things)ではなく、IoE(Internet of Everything)と言っています。IoEの導入・進化のステップを以下のように定義し、それぞれのステップで4つのIoEソリューションを提案しています。

4つのIoEソリューション

「TOYOPUC-AAA」は導入ステップ3の「改善をする」ステップにおいて、「人」が改善をしやすくする機能を搭載し、更にデータ解析エンジンとアプリケーションソフトウェアによって、品質、保全、生産のIoEを効率的に推し進め、新たな価値を創出する「バリューソリューション」を提案いたします。

2.オープンプラットフォーム

 

「TOYOPUC-AAA」はオープンプラットフォームとして、以下の特長を有しています。
 ① 既存の設備に簡単につながる。
 ② データを収集・蓄積・解析するための機能、 必要十分なメモリ容量が搭載され
   ている。
 ③ お客様が簡単に判定出力する機能や、アプリケーションソフトウェアを簡単に
   組み込むことができる。

   このため、「TOYOPUC-AAA」は製造業のみならず、
   あらゆる業界でご使用いただける仕様となっています。

TOYOPUC-AAAプラットフォーム

3.製品の特長

 

①データの蓄積と解析を手軽に実現
  ・TOYOPUC-AAAは“Automation(オートメーション)”“Accumulation(蓄
   積)”“Analysis(解析)”の機能を担う製品です。
  ・豊富なデータ表示・解析機能を搭載しており、特別なソフトをご用意頂くこ
   となく、改善に必要な情報の見える化を実現しました。

データの解析表示例

 ・OSとしてWindows Embedded Standard7を搭載し、csvファイルで保存される
  蓄積データは、お客様で様々なデータ加工、グラフ表示を行うことが可能です。

②エッジ型によるリアルタイム解析
  ・コンパクトなボディーにデータ蓄積、解析機能を有し、必要に応じて外付けハード
   ディスクを増設することが可能です。
  ・人や設備から得られた様々なデータを上位のシステムに送ると、設備台数に比例し
   て通信に多大な負荷がかかるため、リアルタイム性が失われます。TOYOPUC-AAA
   は人や設備に一番近い環境でデータの蓄積、解析を可能にするエッジコンピュー
   ティングにより、通信負荷を軽減し、リアルタイム解析を行ないます。

 ③オープンなプラットホームとして簡単にシステムを構成
  ・パソコンと同じイーサネットポートとUSBポートをそれぞれ2口用意し、またアナ
   ログRGB出力も用意していますので、ディスプレイ表示も簡単にできます。

オープンなプラットホームとして簡単にシステムを構成

④豊富なアプリケーションパッケージ
  ・基本機能である蓄積、解析に加え、機械学習のエンジンを搭載し、お客様の様々な
   ニーズに合ったアプリケーションパッケージを今後用意して参ります。
  ・当社研削盤についてはお客様のお困りごとである研削焼けを予知するパッケージを
   開発(‘17年1月予定)し、発売する予定です。

4.販売目標

 

年間 500台(シリーズ合計)