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2017年

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平成29年05月31日

超小型円すいころ軸受を開発

株式会社ジェイテクト(以下ジェイテクト)は、産業機械全般で使用される「超小型円すいころ軸受」を開発しました。
 本開発品は、従来の当社最小品よりも大幅な極小化・軽量化(外径26mm、組幅8mm、質量18g)を実現し、産業機械製品の高性能化と小型化との両立に貢献します。

超小型円すいころ軸受を開発


1.開発の背景

 

円すいころ軸受(テーパーローラーベアリング)は耐荷重、高剛性の点に優れていることから、あらゆる産業製品で使用されております。
 近年の産業製品のコンパクト化需要に伴い、円すいころ軸受にも小型化が求められておりますが、「部品軽量化による自動搬送の難化」、「幅の狭小化に伴う軌道研磨加工難度の上昇」等の問題により、小型化への対応が出来ておりませんでした。
 したがって、従来品よりも小型のサイズが求められる製品に対しては、深溝玉軸受などの他の軸受形式を採用せざるをえず、提供できる性能が制限される場合がありました。

今回、搬送方法をはじめとする製造工程の抜本的見直し、及び軌道研磨の専用治具の開発により、円すいころ軸受の小型化を可能としました。さらに、樹脂保持器を適用した結果、従来品と同等の剛性を維持したまま、幅を50%狭小化し、質量を60%軽量化することに成功、大幅な超小型化を実現しました。

2.本開発品の特長

 

(1)円すいころ軸受(従来最小品)との比較
  サイズ:幅を約50%狭小化
  質量 :約60%軽量化
  剛性 :同等レベル(通常、サイズが小さくなれば剛性は低下します)

 (2)深溝玉軸受(同等サイズ)との比較
  質量 :約15%軽量化
  剛性 :約3倍

従来最小品/開発品
円すいころ軸受(従来最小品)、深溝玉軸受(同等サイズ)との比較
サイズ・質量比較
剛性比較

3.販売計画

 

【量産開始】  2018年
 【売上目標】  24万個/年
 【販売先】   国内外産業機械メーカー(ロボット、減速機メーカー等)

4.製造工場

 

香川工場

ジェイテクトは、軸受事業のブランド「Koyo」において、「Key of your operation」を掲げ、お客様とともに課題を解決し、嬉しさを提供するパートナーとして、あらゆる産業に貢献してまいります。