自分で考えることができる。
そんな人材を求めています

STORY

01

高校の先生の勧めが大きかった時代

実は、自動車に特に興味があったというわけでもありませんでした。地元の熊本から就職するにあたって、東京、大阪、名古屋の3つが選択肢としてありました。高校の1年先輩の会社での評判も良く、私自身も高校生活は部活動も勉強も頑張っていたので、担任の先生が積極的に勧めてくれた距離的にも中間の名古屋でいいかなという感じで決めました。今のようにインターネットで調べるという時代でもないので、会社名を聞いた時には、トヨタ系なら安心、という気持ちでした。

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02

学園生活を過ごした同期との絆は特別

昔の現場は本当に厳しいものでした。今とは環境は全然違うと言えるかもしれません。工場なので、短いフレーズでポイントを伝えることが大切でもあるのですが、指示通りできず失敗したことも数多くありました。若かったこともあり「きついな、厳しいな」と感じることはしばしばあり、先輩といるときは緊張しっぱなしの状態で、実際、会社を辞めようと思ったことは何度もあります。
それに比べて、学園生活は楽しい!のひとことです。もちろん、大変なこともありましたが、通常の会社での同期とは違う、学校の友達という感覚です。実は5年ほど前に趣味でゴルフを始めました。ふと思い出して、20年ぶりくらいに学園時代の同期に連絡をしました。ゴルフをやっているというのは噂で耳にしていたので。学園時代に仲が良くても、みんなバラバラの工場に行くことになるので、一時的には疎遠になりがちです。しかし、今は長いブランクを感じることなく、3ヶ月に1回くらい一緒に回っています。学園で過ごした同期との横のつながりは、縁なのかなと思うほど特別な関係です。

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03

具体的でなくてもいい。イメージすることが大切

自分は将来何がしたいのか、どんな人になりたいのかをイメージできている人は、目的に向かって進んでいくことができるので、会社に居場所が作りやすいと思います。会社で偉くなりたい、技能をアップしたい、海外で仕事をしてみたい、将来こんな人間になりたいなど、人生設計みたいなイメージでもいいと思います。ビジョンがあればそれが叶う環境にあります。あとは自分の努力次第です。
私自身も、GL、CL、課長と昇格してくる中で権限が増えてきました。その分、責任も増える立場ではありますが、こんなことをやりたいという画が自分で描けるのはとても魅力的です。技術・技能を極めるのも、組織の中の上を目指すのもどちらも会社の中での生き方だと思っています。どちらの生き方を選ぶにしても、目標を持っていれば会社にも残れるし、実績も残せるというわけです。言われたことができるのは大事ですが、言われたことしかできないのは残念です。自分で考え行動できる人材は、どこの部署でも重宝されます。

Profile

岩崎幸雄

『刈谷工場製造部機械課(課長)』

1981年入社

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