RECRUITING

リアルボイス

データアナリティクス研究部 先端ソフトウェア研究グループ Moreillon Maxime
職種別インタビュー Interview

研究開発本部

「面倒くさい」に向き合い、
ソフトウェア開発のための
ポジティブな動機に変えていく。

データアナリティクス研究部
先端ソフトウェア研究グループ
Moreillon Maxime

会社からムダをなくすために、
自らWEBシステムを開発。

私は出身国であるスイスの大学でメカトロニクスを専攻していました。そこからジェイテクトのフランス拠点で働いていた同じ大学の卒業生の方とお話したことがきっかけとなり、ジェイテクトに興味を持って入社。現在はAI技術を活用して製品や生産工程をアップデートするために働いています。AI技術の活用には分析の対象となるデータが必要であり、データを集めるには、そのためのソフトウェアが必要です。私は、効率的にデータを収集し、活用するために色んなアプリケーションを開発しています。例えば、生産設備に取り付けたカメラから製品の画像を取得するアプリや、取得した数値データを視覚的に分かりやすいUIで可視化するアプリなどを、自分でプログラミングして開発しています。また、AI関連以外でも業務効率化をテーマにしたソフトウェアも開発しています。例えば社内でムダな書類のやり取りをなくすために、印鑑を電子化する電子認証システムをつくりました。どのようなソフトウェアにしろ、自分がつくったものを人に使ってもらうことがうれしいです。AI技術は現在、自社の工場の検査工程などで活用されています。また印鑑の電子認証システムも3年間に1000件以上使用され、多くのムダを無くすことができました。自分の仕事が目に見える形で社内メンバーの負担を減らしているので、非常にやりがいを感じます。

インタビューのイメージ

趣味ともいえるプログラミングの仕事で、
会社とWIN-WINの関係を築く。

私は昔から何かを作ることが好きです。学生時代には趣味でドローンを制作していましたし、現在も自宅の家電や鍵を遠隔操作できるアプリを開発しています。仕事と趣味の境界線は、かなり曖昧ですね。プライベートで使用した技術を会社の仕事で活用することができますし、その逆もあります。そのためジェイテクトでの業務はとても楽しく、仕事をしているというよりは趣味を楽しんでいるという感覚に近いです。私のようにソフトウェアエンジニアとして活躍する上で大切にすべきポイントは、日常で感じる「面倒くさい」という気持ちを我慢しないことです。書類の手入力が嫌いなら(私は大嫌いです)、我慢せずにそれを自動化するシステムを作ってしまえばいいと思います。私の中で「仕方ない」という言葉は禁句です。ちなみにジェイテクトはまだまだソフトウェアエンジニアが多いわけではありません。そうした状況だからこそ自分自身がインパクトを与えられる機会は多いと感じます。また、IT企業と比較してジェイテクトは歴史あるモノづくりの企業なので、ハードウェアに関する知見が豊富です。ソフトウェアに加えて、ハードウェアについての知識も習得できる。その両輪で成長できる。そんな魅力は、ジェイテクトならではだと感じますね。

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