RECRUITING

リアルボイス

品質保証本部 業務品質改善室 品質システム改善グループ 岩野 真伸
職種別インタビュー Interview

品質保証本部

品質保証の仕事は、
会社の変革にまでつながる。

品質保証部
業務品質改善室
品質システム改善グループ
岩野 真伸

モノづくりにおける規範を明文化・浸透・実践し、「人の命」を守る。

私は責任感が強く、自分の個性を活かすために、「人の命」に関わる仕事に携わりたいと思っていました。ジェイテクトは、自動車の「曲がる」を担うステアリングや、「走る」を担う駆動部品など、安全につながる製品をいくつも取り扱っており、人の命に関わるモノづくりを行っていることが入社の決め手になりました。所属する品質保証部の役割は、起きてしまった品質問題を一秒でも早く解決するために全社を取りまとめることがひとつ。また、同じような問題を二度と起こさないために、設計・生産技術・製造という一連のプロセスを俯瞰的に捉えて起こった問題の真因を考え、風化しないよう働きかける役割もあります。具体的には、ある工場のハーネスを挿入する工程の作業で不具合を起こしてしまった事例がありました。その原因を考えていくと、単なるヒューマンエラーではなく、不具合の起きた箇所に作業のやりづらさがあることがわかりました。このような、現場のやりづらさは他の工場・工程でも同様にリスクとなるため改善が必要になります。このような、全社として取り組むべき施策を、品質機能方針に落とし込み、推進することが私の主な業務になります。また、直近では問題を風化させないように、ジェイテクトのモノづくりの規範となる憲法のようなものを明文化し、実務へ浸透・実践する取り組みを行っています。すべては、製品の安全を確保し、「人の命」を守るためです。

インタビューのイメージ

品質保証部から、いい会社をつくっていきたい。

私は以前から、品質保証部の存在価値って何なんだろう、という思いを抱えていました。それは業務上、様々な部署が忙しい中でも、問題提起やお願いごとをすることが多かったためです。そんな思いが晴れたのは、品質保証部のトップの方の“品質保証は市場不良の対処をするだけでなく、解決策を社内全体に共有・浸透させることで会社を変えることにつながる仕事である”という考えに触れたことがきっかけです。そこで取り組み始めたのが、品質保証部の役割の明文化です。部内で考えを共有するため、部内の全員と話して、品質保証部の役割を明文化するたたき台をつくりました。そして、管理職を集めて意見をもらう場を設けてもらい、品質保証部のミッション(使命)・ビジョン(理想像)・バリュー(行動指針)を策定しました。私のような若手が定義するには大きすぎるテーマのように懸念していましたが、上司たちは過去にない提案だからやってみようと快く受け入れてくださり、建設的な意見を与えてくれました。このように若手社員でも挑戦できる環境が、ジェイテクトにはあります。今後も憲法やミッションなどの明文化に取り組み、部・グループ・個人がそれぞれの使命を主体的に果たせる組織づくりに貢献していきたいと考えています。

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