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JTEKT STORIES

2022 年6 月30 日

~未来の技能者を育成するジェイテクト高等学園~

Interview

ジェイテクトでは、「良い製品をつくるには、優秀な技能者が必要」との思いから、愛知県刈谷市の本社にて企業内職業訓練校「ジェイテクト高等学園」を運営しています。技能職採用の新入社員は学園生として1年間、職場で活躍するための基礎技能を習得します。
1941年の設立以降、延べ4,000名の修了生の中からは『黄綬褒章』『卓越した技能者表彰(現代の名工)』など、優秀な技能者を輩出しています。

これからのジェイテクトのモノづくりを担う学園生3名の想いと将来の目標を紹介します。

  • 写真左:松田 拓洋さん(徳島県出身)
    写真中央:覚知 湧樹さん(福岡県出身)
    写真右:高田 悠乃さん(愛知県出身)

▷Chapter 01. ジェイテクト入社の経緯
【松田さん】  昔から自分でモノを作って人に喜んでもらえることが好きだったので、モノづくりに携わりたいと考えていました。ジェイテクトを知ったきっかけは、ジェイテクト高等学園での1年間は、私が高校時代に頑張っていた部活の団体行動と似ているので、頑張れる環境があるという理由で、高校の担任の先生から勧めてもらいました。そして、普通科高校出身である私は、ジェイテクト高等学園での生活を通して技術的にも人間的にも成長できることに魅力を感じ、入社を決めました。
【覚知さん】  私は福岡県の工業高校出身で、母校で学んだことを深めたいという想いがありました。もともと、バレーボールのジェイテクトSTINGSを通じてジェイテクトの社名を知っていました。ジェイテクトが新規事業にも取り組んでおり、「自分が考えたアイディアを実現したい」という目標とマッチしたことも入社理由の一つです。
地元が大好きなので寂しい気持ちもありますが、社会人として自立していくために、地元を離れて愛知県で頑張っています。
【高田さん】  私は商業高校出身なのですが、私の母の趣味であるDIYで一緒に棚などを手作りした経験から、モノづくりが生活の一部になることの喜びを知ったので「将来はモノづくりに携わりたい」と考えていました。ジェイテクト高等学園では、1年間しっかりとモノづくりの技術や専門知識を学ぶことで、お客様に自信を持って製品をお届けできることに魅力を感じて入社しました。
▷Chapter 02. ジェイテクト高等学園での学びと成長
【松田さん】  ジェイテクト高等学園での1週間は、月曜日・木曜日の午前はクラブ活動、月曜日の午後は1コマ50分の学科の授業を4時間受けています。火曜日・水曜日・金曜日は終日実習で、約70名が10名程の組に分かれて、巡回実習をしています。学科は職場から各専門部署の方々が講師として、実習はジェイテクト高等学園出身の指導員の方が担当してくださっています。
学科で教わったことを自分の中で消化するために、寮に帰ってから復習し、分からないことは授業の前後に指導員の方に質問をしたり、同期に聞いたりしています。
指導員の方から「分からないことを質問するのは良いが、分からないまま作業をして失敗するのは良くない」とアドバイスを頂いたので、どこが分からないのか、何を失敗したのかを明確にしてから指導員の方に相談することを意識しています。

入社後は、ジェイテクトがどんな会社なのかを学ぶだけでなく、仕事に臨む姿勢や社会人としてのマナーなどの心身面での学びも得られました。まだ入社して間もないですが、言葉遣いや挨拶などの当たり前の礼儀を徹底できるようになったことは成長を実感しています。
【高田さん】  巡回実習の最後にモジュールという試験があるのですが、商業高校で学んだ電卓やパソコンの早打ちのスキルは、モジュールの練習問題を解く上で役に立っています。ただ、初めて学ぶことだらけなので、指導員の方に教えてもらったことをすぐに理解できず、そういった時は指導員の方に付き添ってもらいながら練習しています。指導員の方は、私がどんなところで困っているのかを具体的にヒアリングして、分かりやすく解説してくださいます。
また、指導員の方から「積極的に前に出てリーダーシップを取った方が良いよ」と言われたこともあり、1泊2日の野外活動では宿泊係やレクリエーションのリーダーに挑戦しました。人前に出る経験は初めてだったので大変でしたが、皆がフォローしてくれたので楽しくリーダーを務められました。
【覚知さん】  普段の生活では、積極的に行動することを意識しています。これは、「現場に出たときにどうやって周りをまとめられるか」について考えた際、新入社員の頃からリーダーシップを身に付ける必要があると気付いて頑張っていることです。
学園生は皆、この1年間を「現場で必要とされる臨機応変な対応を身に付けるための準備期間」と捉えて同じ目標に向かって頑張っているので、困ったことがあったら助け合う姿勢が自然と身についています。寮での生活でも積極的にコミュニケーションを取って仲間意識を強めています。
▷Chapter 03. 将来の目標
【高田さん】  学園生活を通して自分が一番成長できたと感じている「積極性」を活かして、配属先でも新しいことにどんどんチャレンジしていきたいです。特に、私の地元にあるジェイテクト豊橋工場には「女性ライン」と呼ばれる、女性が働きやすいように重い物が少なかったり、ローラーを使って運びやすくしたり、工夫されているラインがあります。ジェイテクト高等学園で学んだ知識を活かして考動することで、さらにラインを改善できるよう頑張りたいです。

5年後はたくさんの人とのコミュニケーションを大事にしながら、仕事にやりがいを感じて働けたら良いなと思います。豊橋工場の女性ラインでは女性がGLを務めているので、20年後はGLのようにリーダーシップをとって皆をまとめられるようになりたいです。
【覚知さん】  学園生活の中で、当たり前のことを当たり前に実行することと、物事を予見して行動することの大切さを学びました。指導員の方からは「気付きを大切に」と教わったので、日々の訓練を通して些細なことでも気付けるようになりたいです。そしてジェイテクト高等学園修了後に現場に配属されたときには、持ち前の想像力を活かして頑張りたいです。

配属から5年後には、部署でやってきたことを後輩に伝えてジェイテクトの技術を受け継いでいくことに貢献していきたいと思います。そして20年後は周りから頼られる人財になりたいです。与えられた仕事をこなすだけでなく、周りをサポートしたり、自分から仕事を見付けて積極的に取り組んだりしたいです。
【松田さん】  巡回実習を通して、安全について重点的に学んでいます。不安全な状態だと人財を失うという、売上ではない大きな損害が発生します。技術を身に付けることも大事ですが、安全がなぜ大切なのかを考えることで安全意識を身に付け、職場で活かしていきたいです。ジェイテクト高等学園修了時は、周りを引っ張っていけるように「有言実行」できる人になりたいです。

今は組のリーダーとして、先頭に立って自分の意見を伝えたり、人をまとめたりしているので、5年後は上司・メンバーから信頼してもらえるようなリーダーになりたいと思っています。20年後はジェイテクトにとって代わりの効かない人財になりたいです。そのためには周りから信頼される必要があるのでコミュニケーションを大事にしていきたいと思います。
▷Chapter 04. ジェイテクトに入社して良かったこと

【覚知さん】  オリエンテーション期間の中でジェイテクトの良さについてグループディスカッションをしました。その中で、「様々な製品を作っており、日々技術力の向上に励んでいる」だったり、「他社との信頼関係がしっかりしている」等のたくさんのジェイテクトの良さを意見交換でき、「こんなに良いところがたくさんある会社なのだな」と思えることが入社して良かったと感じるところです。

【高田さん】  ジェイテクトに入社して現在まで、自分にとって「成長できたな」と思えることが多い日々でした。人前に出て話すような性格ではなかった高校時代に比べて、積極性や協調性、コミュニケーション能力を伸ばすことができ、成長を実感しています。ジェイテクト学園での生活を「楽しい」と思えていることが入社して良かったことです。

【松田さん】  リーダーを人生で初めて経験することになって、「皆をまとめる」ことができるようになり、自分を変えることができました。まだ入社して間もない現段階でこれだけ成長を実感できているので、ジェイテクト高等学園を修了する頃にはもっと成長できているはずです。これからも頑張ります。

ジェイテクト高等学園では、将来のモノづくりに欠かせない知識・基礎技能の習得と、社会に通用する考動力・責任感の養成により、「モノづくりで地球のため、世の中のため、お客様のために貢献したい」という志をもつ若手技能人財の育成に取り組んでいます。