STORY#01入社動機

「工業」の知識がなくても
挑戦できる環境がある

小学校からずっと野球一筋で、高校はスポーツ科を卒業。工業系のバックグラウンドは一切ありませんでした。
スポーツ推薦での大学進学も考えたのですが、怪我も多かったことから就職へ切り替えることに。そこで、高校の進路担当の先生に教えていただいたのがジェイテクトでした。「粘り強く、コツコツとできるまで頑張れる」という僕の性格を、ジェイテクトに 向いているのではないかと紹介していただけました。

ジェイテクトは、野球部の先輩や同級生の家族など、身近な人たちが多く働いている会社で親近感がありました。中でも、野球部仲間の兄弟から、自身が過ごした学園生生活について話を聞くことができ、「そこなら、自分も頑張れそう!」と志望度が高まりました。
学園生になれば、同級生が何十人も集まり、同じところで同じことを一緒に学ぶことができます。寮生活を通じて仲間ができるところも魅力でしたし、ゼロから教われる環境は、「工業」の知識がない僕にとって最適だと考えました。

STORY#02入社して感じたこと
学園生の生活

学んだ技術や知識、
働く心構えを、現場につなげていく

入社当初は、「学園生」という名前なので、高校生活とあまり変わらないのかなと思っていました。
でも、学園生はお金をいただきながら授業を受ける立場です。1年という限られた時間で、しっかりと知識や技術を身につける責任がある。その自覚を持つ大切さを、指導員の先生から何度も教えてもらいました。
先生たちは、プライベートの話も気さくにできるような優しい人ばかり。ただ、現場に行って僕たちが困らないように、遅刻や忘れ物など社会人としての基本にはとても厳しいです。現場の製造ラインで、『 ネジ1ヶ所 』締め忘れ、確認漏れがあれば、大きな問題につながってしまう 。現場のシビアさを知るからこその指導なのだと感じています。

周りには工業科や機械科を卒業したメンバーが多く、知識がまったくない僕は必死で追いつかなくてはいけません。ただ、座学の授業も実習も、僕のような工業出身ではないメンバーに合わせて進めてくれますし、分からないことは同期や先生たちが丁寧に教えてくれます。 学ぶ前は、細かなモノづくりの作業もやったことがなく、向いていなかったらどうしようと不安でした。でも、やってみると面白い。練習を重ねれば、自分でも分かるくらい上達し、同期に近づけていると実感します。 今は小集団チーム(9名)のリーダーを任されており、将来、職場の太い柱(管理監督者)として活躍するためのリーダーシップを実地で学んでいます。 リーダーを任せてもらうことで、組織で仕事をすることの難しさや人づくりの大切さを強く実感するとともに、自身が期待されていると感じることで「もっと成長したい」とより強く思うようになりました。

STORY#03これからの目標

リーダー経験を生かして、
周りから頼られる存在になりたい

学園生の同期は72名いるので、自然と気の合う仲間、意見を言い合える仲間ができていきます。寮は一人部屋なのでプライベートの空間もしっかり持てますし、同期とも活発に交流することもでき、毎日がとても充実しています。

同期には、普通科や商業科出身者、僕のようにスポーツに全力で取り組んでいた人など、様々なバックグラウンドを持つメンバーが集まっています。ゼロからスタートしても、周りから学ぶことが多く、分からないことを分かるようにサポートしてくれる方々に恵まれています。このような機会をいただけて、とてもありがたいと思っています。

知識も技術も、まだまだ分からないことだらけ。一つひとつの作業をじっくり学べる今のうちに、分からないことは質問し、スキルの高い同期メンバーからどんどん吸収していきたい。そして、現場に配属されたときには、学園生活でのリーダー経験を生かし、先回りして周りを気遣える存在になりたいです。