STORY#01入社動機

幅広い製品群、
しっかり学べる環境がジェイテクトの魅力

子どものころから、モノづくりに興味がありました。父親が設計職で工場勤務だったので、職場を見学に行っては、さまざまな機械を眺めているのが好きでした。

進学した工業高校の機械科では、一つの機械でさまざまな形に加工できる「工作機械」に惹かれ、ジェイテクトに興味を持つようになりました。
ジェイテクトは扱う製品が幅広く、学園生の段階から、複数のジャンルをひとつひとつ、実践的に学ぶことができます。仕事として技術を身につけられる環境はとても魅力的です。

STORY#02技能五輪とは

一つの技術を突き詰める、
技能五輪に挑戦したかった

現在は技能五輪選手として、全国大会に向けてのトレーニングを重ねています。
技能五輪は、23歳以下の技能者が技能レベルを競う競技大会で、「旋盤」、「フライス盤」、「プラスチック金型」、「メカトロニクス」、「移動式ロボット」の5つの参加職種があります。
私が選んだのは「プラスチック金型」。設計から加工・成型までと、最初から最後まですべて自分でやるのは「プラスチック金型」だけで、やりきった時の達成感が大きいだろうなと思ったからです。

入社前は、技能五輪という存在そのものを知りませんでした。
学園生のときに、技能五輪の技術を学べる体験会があり、参加してみたことが選手を目指すきっかけとなりました。高等学園での実習以上に、技能五輪では一つの種目を突き詰めることができる。その環境に惹かれ、せっかくチャンスがあるのならば、チャレンジしたいと思いました。

「やってみたい」という気持ちが大事だと思ったので、指導員の先生をはじめ周囲の人に、「技能五輪選手になりたい」と言葉にしてアピールしました。その結果、技能五輪選手に選ばれ、学園生の後期から練習が始まりました。

STORY#03技能五輪選手としての目標

足りない部分はトレーニングでカバー。
全国大会でのメダルを目指す

技能五輪選手生活の1日は、筋トレから始まります。
私は、同期の中で唯一の女性で、筋力やパワーの点では周りにどうしても追いつけないところがあります。トレーニングでしっかり体力をつけたり、成型の練習では踏み台を使って背の高さをカバーしたりと、自分なりに工夫をしながら技術を磨いています。

今の目標は、全国大会で「敢闘賞」以上に入賞し、メダルをもらうことです。全国大会の先には世界大会があるので、最終的な目標は世界大会に出場することですが、まずは一歩一歩、課題をクリアしていきたいです。 同じ技能五輪選手の仲間は、それぞれ職種も異なり、身につけている技術も多岐にわたります。それでも困ったことや分からないことがあると、他の職種のメンバーが「こうやってみたら?」とアドバイスをくれ、解決することも多いです。助け合い、教え合う環境があり、一人ではなく、チームで戦っていると思えることがうれしいです。