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人とくるまのテクノロジー展へ出展

株式会社ジェイテクトは、人とくるまのテクノロジー展2010 【5月19日(水)~21日(金)/パシフィコ横浜】に、『 Green Technology 』をテーマに出展します。ブースでは、“Green Steering”、“Green Bearing”をコンセプトに、ステアリングシステム、軸受、駆動の各種製品を展示し、“安全”、“安心”、“快適”、“環境” を提供しているジェイテクトの技術・製品を紹介します。また、今年1月に米国ティムケン社より買収したニードル軸受( Koyo-Torrington )を国内で初めて紹介します。


【主な展示内容】

“ Green Steering ”

『デュアルピ二オン電動パワーステアリング(DP-EPS)』
アシスト機構をハンドル軸と分離し、2箇所のピニオンがラックを噛み合う構造とすることで、アシスト機構の設計自由度が広がり、小型高強度減速機の採用など、これまで培った技術を織り込むことで、従来のピニオン式電動パワーステアリング(P-EPS)と比べ車両搭載性を向上し高出力化を実現。中型車クラスへの搭載も可能となり、EPSのラインナップを充実しています。

“ Green Bearing ”

『油潤滑用低トルク玉軸受』
自動車のオートマチック・トランスミッション(AT)、マニュアル・トランスミッション(MT)、CVT(無段変速AT)等のギア支持部には多くの玉軸受が使用されています。本展示品は、内輪、外輪の最適設計を図り、転がり摩擦抵抗の低減、また保持器形状を最適化し、油の流入及び流出を制御し、油による攪拌抵抗を低減することにより、従来品に比べ回転トルクを40%低減した製品です。

『高速回転深溝玉軸受(HV用)』
樹脂製保持器部品2対を玉の両側から弾性かん合することで、遠心力による変形を抑え、高速回転への対応を実現した製品です。モーターの高速回転が必要とされるハイブリッド変速機への対応が可能となりました。

 ・ 50,000r/min(dmn = 225万)の高速回転が可能

『低トルクスラスト針状ころ軸受』
トランスミッションに多く使用されるスラスト針状ころ軸受。保持器に高精度プレス技術を活用し、従来2枚の円環板材を1枚からなる新形状にしました。また、保持器ポケットの端面に凸部を形成しポケット端面と周速の小さいこと端面中心を接触させて、回転時の摺動抵抗を低減しています。

 ・ 低フリクション化 : 最大▲60%(当社従来品比)
 ・ 軽量化      : ▲20~▲30%(当社従来品比)
 ・ 低コスト化    : 0~▲20%(当社従来品比、数量による)

『コンパクトトルセン(タイプC)』
トランスファへの搭載方法変更に伴い、トランスファモジュールでギヤスラスト力を支える構造とすることでギヤケースを廃止、さらにインターナルギヤ、ギヤフランジ、出力シャフトの3部品を一体化し、大幅な小型軽量化を実現したトルク感応型駆動力分配機構です。車両の軽量化、燃費の向上に貢献しています。

 ・ 小型化 : ▲13%(当社従来製品 外径比)
 ・ 軽量化 : ▲27%(当社従来製品 重量比)

【デュアルピニオン電動パワーステアリング】

デュアルピニオン電動パワーステアリング

【高速回転深溝玉軸受(HV用)】

高速回転深溝玉軸受(HV用)

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