真空熱処理炉
真空環境下での焼入、ロー付け、焼鈍処理が可能な真空熱処理炉。
焼入油槽やガス冷室が別室になった2室炉、3室炉などもラインアップ。
真空パージ式加熱炉
モルダサーム?ヒータ、金属マッフルを採用した外熱型の真空パージ式加熱炉。パージ後の不活性ガス中の攪拌ファンによる対流加熱で中低温域の温度分布性能を満足します。
真空焼結炉
カーボンインナーマッフルの採用により、脱脂から焼結までの連続処理が可能な真空焼結炉。
脱脂工程で排出されるガスに加熱室が汚染されない構造でクリーンな焼結を行うことができます。
Features . Outline特長・概要
真空熱処理炉
- ガス冷却と油冷の組合せが可能
- 多彩な冷却方向(1方向・上下・全周)
- 対流加熱による急速昇温
- 長寿命なグラファイトロッドヒータを採用
- 優れた温度分布精度でAMS2750規格の対応可能
型式 | GR-243624-24VPC |
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最高温度 | 1300℃ |
有効寸法(mm) | 610(W) × 915(D) × 610(H) |
処理量 | Gross500kg / チャージ |
真空到達度 | 6.7×10-3Pa [abs] 以下 |
主な用途 | ダイス鋼・ハイス鋼の加圧ガス冷焼入 、工具鋼の油焼入 ステンレス固溶化熱処理 等 |
処理品例 | 真空ロー付け、真空焼鈍、ダイス鋼、高速度工具鋼 マルテンサイト系ステンレス鋼、モリブテン鋼等の焼き入れ、 オーステナイト系ステンレス鋼の固溶化熱処理 |
真空パージ式加熱炉
- モルダサーム?ヒータと金属マッフルを組み合わせ、炉材に悪影響を与える雰囲気、
処理物にも使用可能 - モルダサーム?ヒータの特長を生かし、昇温時間の短縮、放散熱量の低減、
コンパクト化やブロック工法によるメンテナンスの簡素化などを実現
型式 | 101510 | 152412 | 203015 | 243624 |
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炉内有効寸法 (mm) |
250(W)×380(L) ×250(H) |
380(W)×610(L) ×305(H) |
510(W)×760(L) ×380(H) |
610(W)×915(L) ×610(H) |
最高温度 | 真空中:700℃ | |||
大気圧中:1000℃ | ||||
最大装入量 (グロス) (kg/チャージ) |
50 | 130 | 260 | 500 |
処理品例 | ファインセラミックスの脱脂、電子部品焼成、粉体の脱ガス処理など | |||
※1室型、多室型、有効寸法などご要望に応じ製作いたします。 |
真空焼結炉
- カーボン製インナーマッフルの採用により、脱脂ー焼結工程の連続処理が可能
- 真空、ガスフロー、加圧(0.1MPaまで)に対応。
- MAX.Temp.2300℃の機種も標準化。(MAX.Temp.2300℃は真空中)
【処理品例】超硬金属、ステンレス、セラミックスの焼結