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2025-26 大同生命SV.LEAGUE MEN 開幕直前 トリー・デファルコ選手
一問一答インタビュー

ジェイテクトSTINGS愛知 副キャプテン トリー・デファルコ

20255月に幕を閉じた2024-25 大同生命SV.LEAGUE MEN。レギュラーシーズンではリーグ4位という結果ながら、上位6チームが出場するトーナメント「チャンピオンシップ」では、準優勝まで駆け上がることができたジェイテクトSTINGS愛知。その躍進の中心にいたのが、チーム加入1年目のトリーデファルコ選手でした。
シーズン途中、主力選手の離脱により普段のポジションとは異なるオポジットでの起用を強いられながらも、しぶとく戦い続け、苦境にあえぐチームを牽引し、中盤以降の粘り強い戦いを支えました。
幼いころ、家族が楽しそうにプレーする姿を見て自然と手にしたバレーボール。大学まではプロになることを意識することはなかったものの、その才能をエージェントに見出されてから、そのキャリアは一気に加速していきます。
そんなデファルコ選手に、今シーズンへの思いも含めて一問一答形式でインタビューに答えてもらいました。(インタビュー日:2025年9月25日)

■1.日本への移籍について

Q1. 日本でプレーすることを決めた理由を教えてください。

代表活動で日本を訪れるたびに、この国の美しさに魅了されていました。
大自然の景色はもちろん、人々の温かさにも大きな魅力を感じました。
そんな日本のチームからオファーをいただいた時、迷うことなく「YES」と答えました。自分のバレーボール人生にとって新たな展開を楽しみたい、バレーボール選手としての引き出しを増やしたい、という思いもあったので、ジェイテクトSTINGS 愛知でのプレーを決断しました。日本に住むチャンスをいただけたこと自体が本当に嬉しくて、バレーボールは、そのおまけみたいなものですね()
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Q2. この1年間、日本での生活はいかがですか?

最初に感動したのは新幹線です。新幹線や電車を利用すれば日本国内どこにでも行くことができ、日本の新しい魅力を発見できるので最高です。
日本の焼肉も大好きです。
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Q3. オフはどのように過ごしていますか?

オフの時間は妻と一緒に過ごしたり、ゲームをしたりしています。最近はゴルフにもハマっています。
実はゴルフはバレーボールを始めるよりも早く、6歳頃から父と楽しんでいました。ゴルフ場は景色も綺麗ですし、息抜きになります。
チームスポーツであるバレーボールと異なり、ゴルフは自分と闘う個人競技です。ゴルフをプレーすることでマインドリセットして、リフレッシュした状態でコートの中に戻ることができます。
2.jpg                                                        【デファルコ選手と今期加入したボワイエ選手】

■2.SVリーグ2024-2025>シーズンを振り返る

Q1. レギュラーシーズン4位、チャンピオンシップ準優勝という結果への率直な心境を教えてください。

昨シーズンは本当に素晴らしいシーズンだったと思います。レギュラーシーズンの折り返しを迎える昨年12月頃は首位に立っていましたが、その後は主力選手のケガが相次いだこともあり、チームの士気も一気に下がっていました。そこから11連敗を喫した2月から3月の時点では、森の中を迷子になっているような感覚で、正直、プレーオフに進出できるとは考えていませんでした。
とても苦しい時間を過ごしましたが、チームの皆がお互いを見つめ直し、もう一度チームとしてひとつになって、全員でこの苦境を乗り越えようと心がけました。
そこからチームの絆がより強固になり、「まずは1勝しよう」というマインドで勝利を重ねていくにつれてプレーオフが見えてきて、「あと少し、あと1点」というマインドに切り替えて試合に臨むことができました。
レギュラーシーズンを勝ち抜き、チャンピオンシップの決勝まで進めたのはまさに奇跡で、そのために努力を続けてきたチームを心から誇りに思います。
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Q2. 苦しい状況を乗り越えたことで、ジェイテクトSTINGS愛知とデファルコ選手は、どのような成長を得られましたか?

昨シーズンは山あり谷ありの連続でした。ケガも多く、精神的にも大変な時期があり、何をやっても上手くいかない時期もありました。それでも戦い続けて、ゆっくりと時間をかけながら最終的に流れを取り戻すことができました。昨シーズン一番大きく成長した部分は「粘り強さ」だったと思います。
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Q3. デファルコ選手はアメリカ代表に選出されているだけでなく、イタリアとポーランドといったバレー強豪国でのプレー経験もあります。この1年間、日本バレーを経験して感じた、米国・欧州・日本バレーの違いはどのようなものがありますか?

主な違いはフィジカル面です。日本の選手は高身長の選手が多く揃っている訳ではありません。しかしながら、ボールのスピードやパワーといったボールコントロール面、そして試合の流れを読んで素早く反応する力は世界の他のどの地域よりも日本バレーが優れていると思います。

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■3.デファルコ選手のこれから

Q1. ジェイテクトSTINGS愛知の今シーズンの目標を教えてください。

今シーズンの目標は、全力で努力してベストを尽くすことです。どんな事があっても、チームの活動以外の出来事はコートの中に持ち込まず、プレーに影響させないようにしたいです。
チームのことを一番理解しているのは日々の練習をともにするチームメイトとスタッフたちなので、外部の声に惑わされずに、それぞれがやるべきことに集中することが重要だと考えます。

Q2.今シーズン、デファルコ選手は副キャプテンに任命されました。どのように活躍したいですか?

まず副キャプテンに任命されたときは、その役割の持つ責任にプレッシャーを感じました。ですが、「副キャプテンとしてチームにどのような貢献ができるのか」という新たな挑戦として捉えることで、この経験は自分自身の成長にもつながるはずだとも感じることができ、今では楽しみになりました。
チームには自分よりキャリアの長い選手も若い選手もいますが、年齢やキャプテン・副キャプテンといった役割に関係なく、お互いを尊敬しあうことがコミュニケーションにおいて最も大切なことだと思います。ただ、尊敬される人には、努力家であるだとか、何らかの理由がありますよね。なので、まずは自分が皆のお手本として、全力で練習に取り組み、しっかりとウエイトトレーニングで身体をつくることで、この長いシーズンでできるだけ多くの試合でチームに貢献できるよう、努力を尽くしていきたいです。

Q3. アスリートとして成し遂げたいことや、長期的な目標についてはどのように考えていますか?

自分のキャリアを振り返った時に、バレーボールのおかげで訪れることができた美しい場所や、出会えた素晴らしい人々、そして世界中の熱いファンからもらったエネルギー・・・これら全ての瞬間を思い出せるよう、心の奥深くに刻み続けていきたいです。
その中でも日本は格別な思い出になると思います。
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■4.ファンへのメッセージ

Q1. 新ユニフォームはチームのMISSIONである「熱いバレーとつなぐチカラで地域に夢と元気を届け続ける」を表現したデザインとなっていますが、デファルコ選手が「つなぐ」という言葉を感じる瞬間はいつですか?

新しいユニフォームは本当に素晴らしいと思います!
バレーボールという競技においては二つの意味の「つなぐ」が重要になります。
一つ目はコンビネーション攻撃という意味での「つなぐ」です。コートの中で、そのプレーの狙いについて全員が認識を同じくしていれば、言葉でのコミュニケーションなしに一人ひとりが最適な動きができ、試合を優位に進めることができます。
二つ目は、選手としてだけでなく、人としての絆を深めるという意味での「つなぐ」です。バレーボールから離れた時間の中でもコミュニケーションを大切にしており、例えばオフの日に選手だけで集まってアクティビティを実施することで、良いチームづくりにつながっています。
ユニフォームの新たなコンセプトは、今シーズンのチームを象徴しています。小さな変化ですが、私たちのやるべきことは変わりません。

Q2.チームとのつながり、そしてファンとのつながりをどう感じていますか?

チームの絆はとても強いです。コートの内でも外でも笑い合い、よく会話をします。これはチームの結束や良い雰囲気づくりにとても大事なことだと思います。
そして、ファンの皆さんはいつも本当に素晴らしくて、チームへの大きな愛を感じます!最初のホームゲームから最後の試合まで毎試合、チームとお揃いのJTEKTロゴの入ったユニフォームを着て、タオルを振りながら全力で声援を送ってくださる姿は大きな力になります。海外ではこのような応援はありません。本当にありがとうございます!!
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