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2016年

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News Release

平成28年07月25日

モーター用良音質深溝玉軸受を開発・量産

株式会社ジェイテクト(以下ジェイテクト)は、軸受事業のブランド「Koyo」に新たにタグライン「Key of your operation」を設定し、お客様とともに課題を解決し、嬉しさを提供するパートナーとしてあらゆる産業に貢献しています。
 今回、主に各種産業や家電などあらゆる用途に使用されているモーター向け軸受について、軌道面性状の最適化により、回転時に発生する「人が耳障りに感じやすい音」を抑えた深溝玉軸受を開発し、量産を開始いたしました。
 今後、特にロボット産業においては、介護分野をはじめとして、より人間に近い場所での用途が増加していくことが予想され、今回の音質に注目した開発品のように、いわゆる「感性品質」を高めた製品へのニーズが高まると考えております。
 当社は、メーカー様そして一般のお客様に嬉しさを届ける存在として、そのようなニーズを汲み取り、貢献するために、静音・良音技術の研鑽を進め、お客様とともにより良い商品開発を推進してまいります。

1.特長

 

【回転音の良音質化】
  軌道面性状の最適化による、「人が耳障りに感じやすい音」の低減(従来比:-5dB)

  ※軌道面…外輪の内側、内輪の外側で転動体である玉が接する部分

2.詳細説明

 

軸受に求められる機能の一つとして、「静かに耳障りなく回転すること」が挙げられます。
 さらに、ロボット産業などにおいては、介護分野など、人間により近いところで使われる用途が今後増加していくことが予想され、それに伴って、「音質・音性能」への注目も高まっていくと考えられます。
 そこで、ジェイテクトは、軸受の音性能キーワードとして、”低騒音”だけでなく”良音質”も重要と考え、従来の振動や騒音に着目した評価方法に加え、ラウドネスの指標を用いて人の感覚を反映する音評価を導入し、その評価を元に今回、人が耳障りと感じやすい成分が少ない良音質深溝玉軸受を開発しました。
 本開発品は、軌道面の性状を従来よりも滑らかに仕上げることで、軸受の回転音について、人の聴覚で聴こえる領域(20~20,000Hz程度)の中でも、特に良く聴こえ、耳障りと感じやすい領域(1,000~5,000Hz程度)の音を低減することに成功しております(従来比:-5dB)。この効果は、モーター等の製品に組み込んだ状態で効果が期待でき、産業機械全般の良音質化に貢献してまいります。

また、既に発表しております、
  ・新セラミック玉(http://www.jtekt.co.jp/news/160419_2.html
  ・低トルク・長寿命グリース(http://www.jtekt.co.jp/news/160609.html
 などの技術と組み合わせて、お客様のニーズに最適な商品をご提案してまいります。


<音質の新旧比較>

<音質の新旧比較>



<製品写真>

<製品写真>



3.販売計画

 

【売上目標】  10億円/年
 【販売先】   国内外産業機械メーカー

4.製造工場

 

徳島工場、亀山工場 他