お客様とともに
社会背景
技術をつなぎ、地球と働くすべての人を笑顔にしたいと考えるジェイテクトは、製品・サービスを利用いただくお客様、エンドユーザーの皆様を重要なステークホルダーと位置付けております。
ジェイテクトはモノづくりとモノづくり設備の技術を活用し、社会課題の解決に貢献するとともに、安心・安全な品質の製品・サービスの提供を続けてまいります。
ジェイテクトの考え方
社会全体をお客様と捉えて
ジェイテクトは、お客様の潜在ニーズをいち早く捉え、お客様の期待を超える価値を提案し、お客様の一番の相談相手となれるソリューションプロバイダーを目指しています。ジェイテクトグループの幅広い製品群は、モビリティ、鉄鋼、鉄道、航空、宇宙など、さまざまな産業で使用されており、有するコアコンピタンスは社会課題を解決するとともに、カーボンニュートラルを意識した製品の提案などによりSDGsへも貢献していていきます。また、近年では、従業員一人ひとりが「お客様が何をもとめているのか」「そのために自分は何をするべきか」を主体的に実行でき、「言いたいことが言える、やりたいことができる会社」を目標として、「人づくり、仕組みづくり」を進めております。
ジェイテクトは「地球のため、世の中のため、お客様のため」を基本理念に掲げ、直接お取引のあるお客様はもちろん、社会全体までもお客様と考え、ジェイテクトグループの総合力で常に良品廉価での価値提供に努めています。

品質方針と品質保証の考え方
品質はお客様のものという考えから、「お客様第一」を念頭に品質方針を定め、さまざまな品質向上活動に取り組んでいます。この品質方針では、「設計品質・製造品質」を強調し、モノづくりのそれぞれの段階において、「一人ひとりの業務」「一つひとつの工程」で品質を造り込むことが、品質向上とお客様からの信頼獲得につながると考えを明らかにしています。
また品質保証体制として、当社では、Chief Quality Officer(CQO)を議長とする品質機能会議により全社課題・アクションの決定を行っています。地域ごと、製造工場ごとの品質会議において、全社とのベクトル合わせ込み・ 個別課題の吸い上げ・議論により日々の品質維持・向上に 努めています。また、設計、生産技術、生産といった社内各部門との連携により安全快適な製品づくりに取り組んでいます。
品質方針
私たちは品質第一に徹し、お客様の信頼と満足を得る魅力ある商品を提供する。
- お客様の立場に立った判断とスピードある行動
- 全員の創意と工夫による設計品質、製造品質のつくり込み
品質保証の考え方

2024年度の主な活動
[ 品質 ]
「お客様に選び続けられる品質の提供」のため、「エンドユーザの安全・安心を守る」、「顧客への多大なご迷惑をおかけしない」を基本的な考え方とした、品質向上に取組んでいます。
- 1. 重要機能・法規・多数個不具合を「流出させない」「発生させない」モノづくり品質の確保
:リコール・市場クレームからの「学び」に基づき仕組みを見直し、個別プロジェクトで実践・リスクを顕在化・低減 - 2. 設計・生準段階における製品安全・安心の確保
- 3. 「Bad News First」・「EDER」の実践と失敗を「宝」とした絶え間ない業務プロセスの改善
品質マネジメントシステムの定期審査を通じて改善
第三者機関による定期審査を通じて品質管理の仕組みを常に改善し続けています。
(主な取得済み認証)
- ISO9001(品質マネジメントシステムの国際規格)
- IATF16949(自動車産業向け品質マネジメントシステム)
- AS9100(航空宇宙防衛産業向け品質マネジメントシステム)
風土改革とお客様満足度向上への取り組み
ジェイテクトでは、これまでは「11月を品質月間」として啓発施策を実施してきました。新たに、「2月を仕事の基本月間」・「5月をお客様月間」と定め、年間通じた、「考えてもらい、行動を変えてもらう」施策を提供しています。
品質伝承館(WEB)による風化させてはならない過去の重大な不具合に関する展示物や、不具合を体感するイベントなど、さまざまな活動を実施しています。

お客様満足度調査の実施
主要顧客を中心に毎年行う満足度調査を2024年度も実施。①品質、②デリバリー、③技術対応力、④コスト対応力、⑤技術・営業サービスの5項目の満足度が向上するよう、浮かびあがった課題を全社で共有し、より早く的確に解決するよう努めています。
お客様各社から表彰
さまざまな品質向上活動の成果として、ジェイテクトはお客様各社から賞をいただいています。
[ コミュニケーション ]
ドローンの姿勢制御システムの開発に着手
自動車の操舵をつかさどる電動パワーステアリングのコンピタンスを基に、ドローンの姿勢や速度などを制御するシステム「フライトコントローラー」の開発に着手しました。
少子高齢化・人口減少、インフラの老朽化などの社会課題がある中、ドローンを設備点検や貨物輸送に利用することが広がり、このために信頼性の高い国産ドローンのニーズが拡大しています。そのような中、ジェイテクトでは2022年より、ドローンの運動性能向上に貢献するソリューションとして高耐熱リチウムイオンキャパシタLibuddy🄬をドローンメーカー各社に提案しており、当社が出資するドローン関連のスタートアップである株式会社プロドローンとの共創にて、継続的な飛行試験、各種要素試験による姿勢制御システムの開発、検証を進めています。

日本最大級のオープンイノベーション拠点「STATION Ai」に参画
2024年10月に愛知県名古屋市に開業した日本最大級のオープンイノベーション拠点「STATION Ai」に2024年12月1日付で入居を開始しました。自社が持つ、コアコンピタンスプラットフォームとソリューション共創センターの知見を活かし、スタートアップを始めとした社外との連携を一層強化し新たなソリューションを生み出していきます。

新開発低トルク円すいころベアリングが大型乗用車の燃費向上に貢献
タイやオーストラリア、南アフリカ、中東、中米など世界60以上の国や地域で販売されている、いすゞ自動車株式会社のPick-up Passenger Vehicle 「MU-X」のリアデファレンシャル用ベアリングとして、新開発品である円すいころベアリング「LFT-Ⅴ」が採用されました。悪路走破性や耐久性が求められるモビリティにおいても、カーボン低燃費化とCO2排出量削減に貢献しています。ベアリングの低トルク技術が、お客様とともにカーボンニュートラル実現を推進しています。
