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人事面の取り組み
グローバルマネジメント

グローバルでの人材マネジメント・育成体制の構築

ジェイテクトグループの全従業員のうち、約6割が海外で働いています。多様性を重視し、意欲・能力のある人材が国や地域を越え、従業員・企業双方にとって最適な環境で活躍できる仕組みを整えるために、グローバルな人材マネジメント・育成体制の構築に取組んでいます。

特に、事業のグローバル展開を加速させる上で、国や地域を越えて活躍するリーダーの更なる育成・登用が必要となってきます。国内外拠点の主要ポストの後継者候補となり得る人材の発掘・育成・最適配置について各地域のサクセッションコミッティーで議論しています。そして各地域の情報を集約し、ボードメンバーが中心となったグローバルサクセッションコミッティーでグループ全体の経営人材の育成・最適配置について議論しています。
また各地域のサクセッションコミッティーで指名された経営幹部候補を対象に、ジェイテクト本社で選抜研修を開催し、グローバルな視点でマネジメントができる経営人材の計画的な育成に取り組んでいます。

海外グループ会社の
主要ポストに占める現地社員の割合

2015 2016 2017 2018(年度)
部署長クラス
外国籍従業員
人数 125 124 128 140
比率(%) 62.2 62.9 65.3 65.7

グローバルサクセッションコミッティー

外国人従業員の採用・活用

日本国内においても、国籍を問わず優秀な人材の採用および活用を積極的に行っています。

外国人採用実績(事務系・技術系総合職)

2013 2014 2015 2016 2017 2018(年度)
定期採用人数 6 3 14 14 12 12
キャリア採用人数 3 0 0 1 1 1

従業員の英語力向上と、日本↔海外 双方向の人材交流

グローバルに活躍できる人材の育成に向け、従業員全体の英語力向上にも力を注いでいます。TOEIC社内試験や自己啓発講座(費用補助)の提供によるモチベーションアップ策だけでなく、「海外トレーニー制度」として、希望する若手従業員を早期に海外グループ会社へ派遣し、語学力や異文化コミュニケーション力の向上に努めています。
また2016年度より、企業内転勤ビザを使った海外グループ会社従業員の日本研修を本格的に推進。従来の「日本→海外」という単一方向から、真のグローバル化に向けて、「日本↔海外」という双方向の人材交流を始めています。

事技職従業員の人材育成

階層別教育、職位別教育、年齢別教育、選抜・テーマ別教育の4つの柱で構成。資格取得・自己啓発に対する支援にも力を注いでいます。問題解決力を強化する研修を階層別に実施し、2015年度からは主任・係長以上に課題設定型の問題解決研修を実施し、課題創造力やリーダーシップを強化しています。また、問題解決のトレーナー育成も国内のみならずグローバルでも展開し、先輩から後輩へ伝える風土の醸成に取り組んでいます。

課題創造力を身につける

現状に問題がなくても、環境は変化します。5年後、10年後のお客様のニーズに応えるため、主任・係長クラスに、将来の課題を自ら創造し、先駆けて手を打つための教育を実施しています。

「将来のあるべき姿」と「現在」のギャップを考え、自ら将来に向けた課題を生む

課題設定型問題解決研修プログラム

第1会合 第2会合 第3会合
  • 設定型問題解決の学習
  • 実行計画のブラッシュアップ
  • 実行結果発表

対象従業員の拡大

ジェイテクトでは、すべての階層に向けて、問題解決の考え方の浸透を継続的に図っています。

対象従業員の拡大

技能職従業員の人材育成

全社教育、職場教育、自己啓発の3つの柱で構成。全社教育では、高等学園(※1)での教育を基礎とするキャリア開発プログラム(階層別)のほか、監督者研修、10コースの専門技能研修、TWI監督者訓練員養成講習(※2)、TWI10時間講習を実施。職場教育では、技能伝承に必要な専門技能のOJT(※3)教育、業務上必要な資格取得の特別教育・技能講習などを行っています。自己啓発では、国家技能検定、QC検定、自主保全士などの取得に挑戦できるよう支援しています。2016年度から板金研修を立ち上げ、改善業務を行うGL(Group Leader)・KL(Kaizen Leader)への研修を実施中です。

※1 高等学園 愛知県知事の認可を受けた認定職業訓練を実施。優秀な技能系人材の育成に力を注いでいます。
※2 TWI監督者訓練員養成講習 Training Within Industryの略。監督者のための企業内訓練。
※3 OJT On the Job Trainingの略。実際に仕事をしながら教育する方法。

階層別教育の一覧と主な内容

研修名 主な内容 受講人数
基幹職 新任部署長・製造課長研修 CSR、職場マネジメント 21
新任基幹職R3研修 CSR、方針管理と日常管理 92
事技職 新任事技職R4研修 CSR、リーダーシップ、計画的な業務遂行 140
事技職R5研修 業務に必要なコミュニケーション能力 140
事技職R6研修 アサーション、タイムマネジメント 149
事技職新入社員研修 CSR、ジェイテクト社員としての基礎知識と心構え 162
技能職 新任生産課長研修 社内人材育成の仕組みとJPS(※)生産システムの習得 12
新任CL研修 CSR、マネジメントの基本と計画的な業務遂行 46
新任KL研修 現場改善の基本と生産システムの習得 32
新任GL研修 QCの考え方に基づいた問題解決手法 142
技能職新入社員研修 CSR、ジェイテクト社員としての基礎知識と心構え 81

※ JPS JTEKT Production System(ジェイテクト生産方式)。

技能五輪全国大会で4人入賞

2018年11月に沖縄県内で開催された技能五輪全国大会で、
ジェイテクトの従業員が4人入賞しました。

技能五輪全国大会 入賞者

TQM活動の推進

「お客様第一」「絶え間ない改善」「全員参加」を基軸としたTQM(Total Quality Management)活動を推進。また、それぞれの職場では、小集団活動(QCサークル活動)を通じて相互啓発、固有技能の伝承及び人材育成に取組んでいます。

TQM活動

オールジェイテクトTQM大会

12月6日に刈谷うぃずにて第7回大会を開催しました。
大会テーマ:真のグローバル企業をめざしたTQM活動!

ジェイテクトが考える真のグローバル企業
ジェイテクトグループで働く全世界の全ての従業員が共通の価値観のもと、グループビジョン実現への取組みに対して、自らの役割・責任を自覚し、活動している企業

また、同日午前には世界6地域から選抜されたQCサークルにる改善事例発表会を開催し、改善に対する意欲を向上と相互研鑽の場とすることができました。
“QCサークル活動”という共通の取組みを通じて、言語や習慣の壁を乗り越え、“One JTEKT”の絆を更に強固なものとできました。

オールジェイテクトTQM大会

JTEKTグループ共通“QCサークルシンボルマーク”の制定

全世界の事業場で活躍しているQCサークル活動に取組んでいる仲間の気持ちを一つにし、これからも大切にしたい気持ちを形にした“QCサークルシンボルマーク”を制定しました。
このシンボルマークは、国内外の関係会社を含めた全QCサークルメンバーより888点の作品が応募され、全員投票で決定しました。

“QCサークルシンボルマーク”に込めた想い

JTEKTの三つの事業、自動車部品(黒)、軸受(青)、工作機械・メカトロ(赤)が「One JTEKT」として“QCサークル ”を取り巻くうずとなり、同じベクトル(価値観)で、活発なQCサークル活動に取り組む。

オールジェイテクトTQM大会

J-KI(※)活動

J-KI活動は、仕事は個人のものではなく職場のものであり、職場として成果をだせるように、1回/週の段取りコミュニケーション(3時間以上/回)を基本に技術部門におけるマネジメント手法(小集団活動)の一環として2013年より本格的に取組んでいます。
※J-KI JTEKT Knowledge intensive staff Innovation

SQC改善事例全社発表大会

研究・開発、設計、生産など実務において、最新の技術や製品に関わる取組を相互確認するとともに「問題解決ステップ」で問題の本質を突き詰め「SQC手法」で客観的に判断することの重要性を再認識する場として、毎年「SQC改善事例全社発表大会」を開催。2018年度は約350名が聴講しました。

SQC改善事例全社発表大会