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No.1021 2024モビリティ関連技術特集号 駆動システム技術開発の展望

カテゴリー 展望
筆者 山本武郎 領域長
要旨 地球環境保全対応として自動車業界が直面している課題はカーボンニュートラルであり,世界中で電気自動車(BEV)の開発および普及が盛んになっている.一方,BEV は製造工程を含めると,必ずしもCO2の排出量が少なくないという試算もあり,一部の自動車メーカーはBEVのみならず従来からのガソリン車(ICE),ハイブリッド車(HEV),プラグインハイブリッド車(PHEV),燃料電池自動車(FCEV)を並行して開発することを明らかにしている.このように多様化の要求に対して駆動系システムでも迅速な対応が急務であり,新しいパワートレーンの出力特性やプラットフォームの搭載制約の変化に対応した燃費や航続距離,信頼性と安全性,NV(Noise & Vibration)性能などをバランスよく成立させることが求められる.本報では,BEVを中心とした駆動システムに対する要求と,ジェイテクトグループの強みを活かした駆動システム技術開発動向について紹介する.
キーワード 電気自動車(BEV),ドライブラインシステム,ドライブシャフト,ハブユニット,トルクコントロールデバイス,差動制限装置
関連リンク

・牧 泰希:電動化に対応した自動車用駆動システムの技術動向と展望,JTEKT ENGININEERING JOURNAL,No.1019(2022)50.
・池尾眞人,日比野泰知,篠田佳享,阿部 晋,角田純平:低振動・高効率ドライブシャフト用CVJ の開発,JTEKT ENGININEERING JOURNAL,No.1021(2024)65.

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