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No.1023 2026技術資産が支える製品の進化特集号 回帰分析による樹脂保持器の寸法予測技術開発

カテゴリー 資料
筆者 生産技術本部 素形材革新部 大石将揮
イノベーション本部 データアナリティクス研究部 溝口翔太,岡崎那耶
イノベーション本部 材料研究部 足立智也
産機・軸受事業本部 試作部 宮村和宏
福井精機工業株式会社 生産技術部 山本 進,古藤直成,國井勇希,真田みゆき
要旨 樹脂保持器の試作金型開発では,寸法精度の不適合に起因する金型修正により,開発リードタイムが長期化することが課題である.従来は経験則に基づく収縮補正により金型を設計しているが,ガラスファイバー強化樹脂に特有の異方性かつ多因子的な収縮挙動を十分に考慮できず,一発合格率は約36%と低い.本研究では,過去試作データを活用した回帰分析に基づく金型設計手法を開発した.各重要寸法に対し,最大誤差が図面寸法公差幅の2分の1以下となる回帰モデルを構築した.本手法を新規試作金型8件に適用した結果,すべての案件で追加の金型修正を行うことなく一発合格を達成した.これにより,試作金型1件あたり最大2週間のリードタイム短縮を実現した.以上の結果から,本手法の有効性を確認した.
キーワード 回帰分析,樹脂保持器,射出成形,金型設計
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