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No.1023 2026技術資産が支える製品の進化特集号 ハブユニットベアリングの低摩擦技術

カテゴリー 解説
筆者 自動車事業本部 ハブユニット技術部 水野祐樹,吉岡祐一
産機・軸受事業本部 技術企画部 戸田拓矢
要旨 ハブユニットベアリングは,自動車の車輪支持系部品の一つであり,その摩擦損失は燃費や電費に影響する.当社では,低摩擦損失のニーズに対応した低摩擦ハブユニットベアリング「HUB-LFT」を開発した.軸受部では,低粘度グリースおよび新開発保持器を採用し,摩擦損失を低減した.また,シール部ではグリース改良にくわえ,低摩擦表面処理やゴム材を採用するとともにラビリンス形状を最適化した.これらの技術により,ハブユニットベアリングの摩擦損失を従来比65%低減し,電気自動車の電費を1.4%向上する効果を得た.
キーワード 摩擦,軸受,シール,グリース,ハブユニット,燃費,カーボンニュートラル
関連リンク

・山根伸志,荻本健治:低トルクNo.1を目指したHUBLFTの開発,JTEKT ENGINEERING JOURNAL,No.1014(2016)64-68.
・中川義浩,本庄卓也,戸田拓矢:低トルクNo.1を目指したHUBLFTⅡの開発,JTEKT ENGINEERING JOURNAL,No.1019(2022)56-61.
・松山博樹:転がり軸受の高効率化とトライボロジー,JTEKT ENGINEERING JOURNAL,No.1009(2011)108-113.

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